競馬のオシイレ

ここは、競馬について詰め込む、私の「競馬の押し入れ」です。

2019年、武豊の馬質は上がるのか②

1月5日に中山競馬場でデビューするブルーエクセレンス池江泰寿厩舎。

①で触れた通り、池江厩舎は幼馴染である武豊騎手への依頼が比較的多いのですが、該当馬の馬主さんにすごく偏りがあるんですよね。

レース数順にキーファーズ(0-0-0-10/10)、大川徹(1-0-0-4/5)、前田幸治(0-0-1-4/5)、金子真人HD(0-0-0-2/2)、青芝商事(0-1-0-0/1)、サトミHC(0-0-0-1/1)の6馬主。

そう、ほとんどが池江厩舎に関わらず懇意にしている馬主さんなんですよね。

モレイラ騎手×池江厩舎は結果的に武豊騎手と同じくらいのレース数ですが、キャロットF(2-2-0-4/8)、サンデーR(2-1-0-1/4)、社台RH(2-0-0-2/4)などがありますから、その優先順位がわかるというものです。

中山金杯のマウントゴールドは青芝商事ですが、ブルーエクセレンスゴドルフィン

武豊騎手×ゴドルフィンは2018年は3回しかコンビを組んでいませんから、色々と楽しみなレース、結果を残したいところです。

 

さて、2019年に向けクラブ馬主の依頼が課題である武豊騎手ですが、この冬、そのクラブ馬主から立て続けに依頼があったと話題になりました。私はクラブの公式HPは見れないので具体的馬名は避けますが、いずれも2018年には見られなかったコンビです。

個人馬主との付き合いを大切にしながら、クラブ馬主とのコンビで結果を残せれば有力馬へ騎乗するチャンスも巡ってくるかも。

 

関連性は不明もここで浮上するのが同じ豊沢氏をエージェントにするルメール騎手の存在。

2018年のクラブ馬主とのコンビは、サンデーR→96回、キャロットF→67回、シルクR→62回、社台RH→33回、東京HR→23回(※20回以上)で、全体の騎乗数の36.3%を占めます。

この5クラブだけで86勝ですから驚きです。

ルメール騎手の特徴は関西所属にも関わらず関東の競馬場の騎乗数が多いこと。

京都と阪神は合わせて269回ですが、東京と中山は311回(いずれも2018年)。

武豊騎手の拠点は関西ですから、ルメール騎手不在時には指名が入ることもあるでしょう。

この部分は、ぜひ2019年に検証してみたいポイントです。

 

ちなみに、同じ豊沢氏が担当する浜中騎手は、これも関連性は不明ですがクラブ馬主からの依頼が武豊騎手より多い騎手です(社台RH→26回、サンデーR→23回、キャロットF→20回、G1R→18回、東京RH→16回)。

ただ、一つの指標としてルメール騎手→浜中騎手への乗り替わりは2018年に20回あるのですが、クラブ馬主はそう多くありません社台RH→1回、サンデーR→0回、キャロットF→1回、G1R→2回、東京RH→2回)

一概に言えることではありませんが、武豊騎手が加わるからといってバシバシ有力馬の依頼が来るかというと、それは早計かもしれません。

 

この土日、ルメール騎手が不在の中、もしかしたらと思うのは日曜日の京都4Rゴールドラグーン。前走はルメール騎手。

2018年、馬主の吉田晴哉とのコンビは1回、斉藤厩舎は0回ですから、年始から楽しみです。