競馬のオシイレ

ここは、競馬について詰め込む、私の「競馬の押し入れ」です。

武豊の2019年1月を振り返る

年始、2回に分けて「2019年、武豊の馬質は上がるのか」を掲載しました。

1月の開催が終わって、やはり「検証」をしないといけません。

武豊騎手の1月の成績を振り返ってみたいと思います。

 

◆2019年武豊騎手成績(11-7-7-42/67) 勝率:16.4% 連対率:26.9% 複勝率:37.3% 

正直申し上げて、そこまでご本人のリズムは良くなかったように思います。ただその中で11勝を確保できたのは例年と比べても遜色なく、ファンとしても楽しませてもらいました。(手元のTarget、過去3年の1月実績→2016年15勝、2017年12勝、2018年13勝)ちなみに通算勝利数は4029勝です。

 

武豊騎手の馬質は上がっているのか

個人的な感覚ですが、2019年に入り、馬質は上がっているように思います。思いますと言ったのは、1番人気になったレースの全体から占める割合はそこまで変わっていないんですよね(2018年通年:29.1%、2019年1月:20.9%)。ただし、個々に見ればここ数年依頼がなかったような馬に騎乗することができており、総じて馬質は上がっているでしょう。

細かい話ですが、ゴールドラグーン、サトノラディウス、オメガラヴィサンなどで勝ち星を積み上げられたのは2月以降につながると考えられます。

 

エージェントが豊沢氏になったことによりルメール騎手の持ち馬に乗る機会も増えることになりそうです。2019年1月の前走ルメール騎手→武豊騎手の着度数は(2-0-0-3/5)。2018年通年は(4-2-2-6/14)ですから、ものすごいペース。ここで勝ち星を積み上げられれば、さらに騎乗依頼も増えるでしょう。

 

これまでお世話になっていた馬、馬主さんも忘れてはいけません。東海Sを制して33年連続重賞制覇を決めたインティ。スマートの大川氏やメイショウの松本氏の馬でも勝利を挙げられました。そのメイショウアステカは武幸四郎厩舎。今年もこのコンビに注目です。

 

◆2月は。

中京遠征、小倉遠征、関東への遠征も控えているみたいです。

1月に8勝を挙げた京都での騎乗は減ってしまいそうですが、楽しみな馬もいます。中京で騎乗予定のタイミングナウ、キーファーズでの今年初勝利は早めにしたいですね。そういえば除外ラッシュでいつになるのか、キスラーも期待です。先日の武豊TVではクラシックお手馬不在について触れられていました。共同通信杯のクラージュゲリエは相手も強そうですが結果を出したいところです。

そしてフェブラリーSのインティ。久々のG1制覇に向けて可能性は十分、現地観戦できる予定です。