競馬のオシイレ

ここは、競馬について詰め込む、私の「競馬の押し入れ」です。

武豊の2019年2月までを振り返る

いよいよ本格的なクラシックのトライアルが始まります。毎年、このあたりから気持ちが盛り上がってきます。ここのところはトライアルの選び方も多岐にわたっていて、弥生賞で激突!!みたいな流れは少なくなってきていますが、本番への重要なレースであることは間違いありません。チューリップ賞とともに楽しみにしたいと思います。

その前に、振り返り甲斐のある武豊騎手の2月の成績を振り返ります。

 

◆2019年武豊騎手成績(26-14-13-78/131) 勝率:19.8% 連対率:30.5% 複勝率:40.5% 

2月(15-7-6-36/64) 勝率:23.4% 連対率:34.4% 複勝率:43.8% 

2月は15勝と、最終週の土曜日まで2019年のリーディング1位をキープしていました(勝利数は現状もTOP)。長期離脱のあった2010年以降、月間15勝を上げたのは2013年8月、2016年1月と今月の3回。勝率、連対率、複勝率ともに1月よりも上昇。素晴らしい結果でした。

中身も充実していました。一番はフェブラリーSのインティ。昨年G1制覇がなかっただけに現地観戦したウイニングランでは感極まりました。また、例年苦戦していた印象のある関西圏以外の開催でも勝ち星を量産しました。小倉はともかくとして、関東遠征や中京には近年そこまで良い印象はありませんでしたので、騎乗数、勝ち数ともに手応えを感じる内容でした。

 

◆興味深い社台ファーム生産馬での好成績

今年の特徴として興味深いのが社台ファーム生産馬での成績。着度数は(5-5-1-6/17)で複勝率は64.7%。ただ、社台RHの騎乗はまだないのですよね(笑)吉田照哉さんからの積極依頼かとも思っているのですが。3月はシェーングランツ、弥生賞のサトノラディウス、金鯱賞のエアウィンザー社台ファームですから、相性の良さを活かしたいところですね。

ちなみに、恒例の乗り替わり成績。ルメール騎手からは今年(3-0-0-6/9)で2月は1勝を積み上げ。今月、マーフィー騎手からの乗り替わりで2勝を積み上げたことも今後に向けて大事ですよね。

 

◆3月は。

前述のシェーングランツ(チューリップ賞)、サトノラディウス(弥生賞)、そしてタイミングナウ(昇竜S)、ワールドプレミア(若葉S)など、継続騎乗で楽しみな馬が出てきますね。クラシック騎乗馬が決まるのでしょうか、気になるところです。エアウィンザー新馬戦を現地観戦した思い出深い馬。大阪杯はドバイ遠征になりそうですが、今後のためにも決めておきたいところです。