競馬のオシイレ

ここは、競馬について詰め込む、私の「競馬の押し入れ」です。

キャロットクラブに入会しました②(一口馬主)

①の続き。

 

シルクレーシング落選を通じてわかったことは「一口馬主は入会できなければ始まらない」。特に次に挑戦するキャロットクラブはこのことを念頭に候補馬を選ばなけばなりません。

 

・キャロットクラブは新規苦戦傾向

キャロットクラブには「母馬出資者優先制度」というのがあります。これは素晴らしい制度で、候補馬のお母さんに出資していた会員さんは最大200口まで優先的に出資できるというものです。「OUR BLOOD」を掲げるキャロットクラブならではの制度ですよね。新規という観点では、これだけならシルクにも「実績枠」があります。キャロットクラブ入会の関門が高いのは、「新規の最優先が会員の一般(非最優先)より優先順位が低い」ということなんです。シルクであれば抽優馬に設定すれば比較的平等に抽選のチャンスが得られるところ、キャロットはそうもいかないわけです。

・最優先にはプラチナブロンドの18を指名

既存会員の方が一連の募集を「ドラフト」と表現しているのは、やはり最優先の使い道でしょう。特にキャロットには上記とは別に「バツなし」「バツ1」「バツ2」という概念があり、その年最優先にした馬に出資がかなわなかった場合、翌年の最優先馬に対する優先順位が上がります。そのため、戦略的に外れ覚悟で人気の候補馬に最優先を使うこともあるわけです。私の場合、新規の場合、最優先に出資できなくても翌年に「バツ」はつかない、かつ1.5次募集(最優先に出資できなかった場合参加可)に参加するほど複数の馬に手は出せない予算的な事情から、「プラチナブロンドの18」を最優先にし、「クルージンミジーの18」を一般で書き加えました。後から会員さんのTwitterを拝見したところ、この2頭は親友同士みたいですね。縁を感じます。ちなみに「クルージンミジーの18」は既存会員の方しか出資できませんでした。

 

・なぜプラチナブロンドの18なのか

結果として、「プラチナブロンドの18」は1次募集では満口になりませんでしたので最優先でも一般でも入会はかなったということになります。まぁ今年に関してはそれ自体は問題でなく、なぜこの馬を選択したのかというと、一つ目はまさにこの馬は私の「OUR BLOOD」であること。競馬を見始めたきっかけであるアドマイヤベガの子孫に出資できることは私にとってすごく意味のあることなんです。二つ目は1口5万とよさんが見合ったこと。そして三つ目は効果不幸かほとんど話題になっていなかったことです(笑)

 

・狙い撃ちで指名

お母さんのプラチナブロンドは現役時代JRAで3勝。トニービンの2×4とやんちゃな血統背景を持っていましたが、アドマイヤベガの孫では他のトニービンクロスを持つ馬が柔くフニャフニャな印象だったのに比べ、牝馬な分か、長く良い味を見せてくれる馬に成長しました。結果的に引退レースとなった最後のレースは弥生賞当日で、たまたま中山競馬場で観戦することができました。

 

「プラチナブロンドの18」は初仔で5月生まれなこともあり体が小さめで、現状は特に見栄えするというほどの馬体ではありません。恐らくそこが敬遠されて人気がなかったのだと思います。

 

・無事に、そして活躍に期待。

モンローブロンドの系統では長女ビキニブロンドの初仔であるゴールドアックス(キャロット)、次女カーヴィシャスの初仔であるアンダープロミスも勝ち上がっています。また、実は「プラチナブロンドの18」の父であるスクリーンヒーローとモーリスの親子にはグラスワンダーの頃からアドマイヤベガとの相性が良い印象があり、かなり期待しているのです。その点、同じキャロットの「ブルーメンブラットの18(父モーリス)」、「ロスヴァイセの18(父スクリーンヒーロー)」にも大きな期待をしています。

 

いずれにせよ、キャロットクラブへ入会することができ、競馬の楽しみ方が広がります。来年の募集は会員として参加することができますし、しばらくは拡大などは考えずキャロットクラブライフを満喫したいと思っています。